胡屋きょうゆう会の島袋清史さん
2日目は、胡屋きょうゆう会の島袋清史さんを訪ねた。 集会所には長寿の方々の写真が並び、神に捧げる供物が準備されていた。 祈りの文化やノロの話、地域の記憶を丁寧に教えていただく。 千葉出身だと話すと、市原で働いていたという話で距離が一気に縮まった。 作品にも興味を持ってもらえた感触があった。 ただ、「ちゃんと考えて進めた方がいい、いい加減な奴もいるから」という彼の言葉が残った。 この場所で何が現実的にできるのか、10年ぶりに来た私にはまだ把握できていない。 そして、このプロジェクトの実行はそう簡単ではない。 帰りぎわに基地のゲートにカメラを向けると、基地から出てきた白人の老人に「NO」と強く制止された。 このゲートを越えると日本ではなくなるのだなとあたらめて思った。 こうして、約10年ぶりの沖縄リサーチはいったん終わった。 ここからどう形にしていくか。 まだ何も決まっていないが、確実に何かは動き始めている。